バッハの歌詞でドイツ語を学ぶ
BWV213からの質問です - Bors
2009/05/04 (Mon) 19:55:59
カンタータ213番からの質問です。
礒山雅さんの3冊目のカンタータの本に収録の曲です。第2曲ノレチタティーヴォからです。
Dem Tugend, Glanz und Ruhm und Hoheit lieb, Zu seinem Ziele bringen kann?
(質問1)"Tugend" は女性名詞です。なぜ "dem" なの?もしかして、Tugend, Glanz und Ruhm und Hoheit を一まとめにして男性名詞扱いしているのでしょうか?ドイツ語の文法っていまもそう?
(質問2)同じ曲で、 Ihr schlanken Zweige と呼びかけていますが、なぜ「ほっそりした枝」に呼びかけるの?ヘラクレスが枝に呼びかける必然性は?私はギリシア神話にうといものですから。私の知らない逸話でもあるのでしょうか?
Re: BWV213からの質問です - Bors
2009/05/28 (Thu) 15:33:48
http://sanwa.okwave.jp/qa4931187.html
リンク先のような回答をいただきました。
Tugend(f), Glanz(m) und Ruhm(m) und Hoheit(f) が主、
lieb が述 だそうです。
Tugend 以下4つの名詞は lieb の主語だとしたら、明らかにその4つの名詞全体をひとつのものとして捉えています。韻をふまえたり音楽上の効果を考慮して lieben になったり lieb になったりする、という理解でよろしいのでしょうか?
カンタータ78番(BWV78) "Jesu, der du meine Seele"の第7曲 choral に、同じようなケースがあります。
Wenn mich Suend und Tod anficht (anficht は「苦しめる」[>anfechten] の意味)
ここで anficht は3人称単数ですから主語は Suend と Tod の両方を一まとめにしているとしか考えられません。これは普通の会話では文法的に駄目なんでしょうか?詩の世界ではポエティカル・ライセンス poetical license というものがありますが、ここで使われているものもそれにあたるのでしょうか?みなさんはどう思われます?